翻訳を通じてどこまで読み解くことが可能なのか? 欧米を代表する文学者思想家9人に、批評の直感で挑んだ画期的作家論集!
実姉、サルトル、小林秀雄、昭和天皇、中上健次など関係性の違いはあれど死者と自らの鎮魂を基底とし書かれた掌篇人間論、五十一篇。
東京下町の少年時代、山形米沢の高工時代――「巡礼歌」「エリアンの手記と詩」など習作期の詩作と第1詩集「固有時との対話」第2詩集「転位のための十篇」を収める。敗戦後の混乱した社会に同化できない精神...