作家 | 柄谷行人 |
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出版社 | 講談社 |
レーベル | 講談社文芸文庫 |
販売開始日 | 2021/02/10 |
歴史主義的普遍の基盤をくつがえし、新たな思考の視座を布置・構築して行く、最も現代的な知の震源。鮮やかにして果敢な知的力業。
価格 | 1562円(税込) |
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ポイント還元 | 15ポイント(1%) |
対応端末 |
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ページ数 |
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販売開始日 | 2020/11/20 |
紙書籍版 | 取り扱い中 |
闘う知性が読み解く、事件としての安吾と中上――日本の怠惰な知性の伝統の中で、「事件」として登場した坂口安吾と中上健次。二人は、近代文学の根源へ遡行しつつ、「自然主義」と「物語」の止揚を目指す。安吾は、自らを突き放すような他者性に文学の「ふるさと」を見出し、中上は、構造に還元することなく、歴史の現在性としての「路地」と格闘する。闘う知性としての安吾と中上を論じた、74年から95年までの批評を集成した、伊藤整文学賞受賞作。
◎「文学」とは、どんな秩序にも属さず、たえず枠組を破ってしまう荒ぶる魂であった。文学をやっている人がすべてそうなのではない。むしろその反対である。文学という枠組を吹き飛ばすようなもの、それが「文学」だった。私と中上は文壇において暴風雨のような存在であった。そして、われわれがともに敬愛していたのが坂口安吾である。(中略)私は安吾を高く評価していた。しかし、小説家としてではない。私にとって、彼の作品は、哲学であり、歴史学であり、心理学あり......、それらすべてをふくむ何か、要するに、「文学」であった。<「著者から読者へ」より>
作家 | 柄谷行人 |
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出版社 | 講談社 |
レーベル | 講談社文芸文庫 |
販売開始日 | 2021/02/10 |
歴史主義的普遍の基盤をくつがえし、新たな思考の視座を布置・構築して行く、最も現代的な知の震源。鮮やかにして果敢な知的力業。
作家 | 柄谷行人 |
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出版社 | 講談社 |
レーベル | 講談社文庫 |
販売開始日 | 2020/11/20 |
作品の外にどんな哲学も作者の意図も前提にしないで読むこと、まだ思惟されていないものを読むこと。作品を読むことの意を問う!
作家 | 柄谷行人 見田宗介 大澤真幸 |
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出版社 | NHK出版 |
販売開始日 | 2019/12/20 |
2人の「知の巨人」は、いかに思考を紡いだのか? 戦後思想を牽引した柄谷と見田。2人の思想のポイントとは何か? 2人は日本人と人類の未来をどう展望しているのか? 巧みなインタビューと解説で、両者の...
作家 | 松尾吉記 |
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出版社 | ブイツーソリューション |
販売開始日 | 2021/03/05 |
関西のS銀行は利益を伸ばし続けることで、優等生銀行の評価を得ていた。 しかし、その実態は経営理念を捻じ曲げ、ひたすら利益を上げることが目的と化した、パワハラ経営であった。 そして、その陰で、S銀...
作家 | 辻村深月 禅之助 |
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出版社 | ポプラ社 |
レーベル | ポプラ文庫 |
販売開始日 | 2021/03/05 |
居場所のない彼らが集められた理由。全てが明らかになる時、驚きと大きな感動に包まれる。
作家 | 植原翠 前田ミック |
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出版社 | マイナビ出版 |
レーベル | マイナビ出版ファン文庫 |
販売開始日 | 2021/03/05 |
『手作り雑貨・ゆうつづ堂』は、とある海辺の田舎の町にぽつんと立つ、祖母が営む小さな雑貨店。<br>狭い店内には、パワーストーンを使った様々な雑貨が並べられている。<br>想いのこもったパワースト...
作家 | 池井戸潤 |
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出版社 | 講談社 |
販売開始日 | 2021/03/05 |
心を蝕まれた男は、父親の遺品に触れるうち不思議な感覚に包まれる...。覚醒したとき、父の体を借り30年前に辿りついていた。
作家 | 一穂ミチ |
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出版社 | 講談社 |
販売開始日 | 2021/03/05 |
一穂ミチ最新作『スモールワールズ』刊行記念(2021年/4/23発売予定)。本編未収録の特別ショートストーリーをプレゼント!
作家 | あさのあつこ |
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出版社 | 朝日新聞出版 |
レーベル | 朝日文庫 |
販売開始日 | 2021/03/05 |
ベルエイドの少年兵エルシアは、自らをとらえた敵国ハラの兵士に語りかける。絵が得意なハラの少年ファルドと過ごしたあの日々のことを......。架空の世界を舞台に、主人公が戦場に出るまでの物語を、美...
作家 | 柳美里 |
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出版社 | 河出書房新社 |
レーベル | 河出文庫 |
販売開始日 | 2021/03/05 |
全米図書賞受賞のベストセラー『JR上野駅公園口』と同じ「山手線シリーズ」として書かれた河出文庫『グッドバイ・ママ』を新装版で刊行。居場所のない「一人の女」に寄り添う傑作。