夏の盛りから虫の音ひびく秋へ、日ごと寒さは増しやがて雪が......。「春夏」に続く芳潤な小説集。
あまりにも美しい、四季を彩る“季節の名前”。古来伝わる「二十四節気七十二候」に導かれ、手練れの十二人がつむぐ匂やかな小説集。