作家 | ドナルド・キーン |
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出版社 | 中央公論新社 |
レーベル | 中公文庫 |
販売開始日 | 2012/11/09 |
京都、東京、ニューヨーク...。思い出の場所と大切な友人たちを綴る自伝的エッセイ集。
河竹黙阿弥、岡本綺堂らの活躍で歌舞伎は伝統を保ちつつ新時代へ。新派、新劇、三島由紀夫の戯曲の数々。そして明治・大正・昭和の批評と小林秀雄を論考する。
明治・大正・昭和と、伝統的な詩型をあらため、海外の作品の影響を色濃くうけながら、北原白秋、萩原朔太郎、宮沢賢治など、近代詩は豊かに発展した。
正岡子規、与謝野晶子、北原白秋、石川啄木、斎藤茂吉らが牽引し、明治期以降、日本の伝統的な短詩型文学である短歌と俳句は新たな発展を遂げる。
戦終戦後開放的な気分が漂うなか、左翼文学が台頭し、岡本かの子、林芙美子、佐多稲子ら女流文学者が活躍。そして鬼才三島由紀夫が華々しく登場する。
日本文学の一大特色、私小説と戦時下における戦争文学。つづく戦後は、太宰治、織田作之助、坂口安吾、石川淳ら、無頼派と呼ばれた作家たちの活躍を見る。
西洋文学の影響下、モダニズムが開花した。佐藤春夫、横光利一、伊藤整、堀辰雄、そして、虚無のなかに美を見つめた川端康成。そして時代は転向文学を生む。
プロレタリア文学運動の行方。都会の裏町に江戸の情趣を探った永井荷風、そして華々しい成果を残した文豪たち、芥川龍之介、谷崎潤一郎ら、その生涯と作品。
日露戦争の後におこった自然主義運動、そしていまなお読者をひきつけてやまない夏目漱石、森鴎外、白樺派の同人たち。近代小説の形成と発展を描く。
坪内逍遥、二葉亭四迷、尾崎紅葉、幸田露伴、樋口一葉、そして泉鏡花。文明開化の時代、翻訳小説、政治小説の流行から幻想奇譚まで、近代文学の幕開け。
作家 | ドナルド・キーン 土屋政雄 |
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出版社 | 中央公論新社 |
レーベル | 中公文庫 |
販売開始日 | 2020/11/21 |
「日本文学史」全体の序文を本巻に収録。人間的でなまめかしい『古事記』、奈良時代と平安時代前期の漢文学、そして最古にして最高の歌集『万葉集』の世界を語り尽くす。
作家 | ドナルド・キーン 河路由佳 |
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出版社 | 白水社 |
販売開始日 | 2017/09/29 |
アメリカ海軍日本語学校への入学が人生を変えた‐‐日本文学の泰斗はいかに日本語を学び、それを生涯の仕事とするに至ったのか。思い出の詰まった教科書を前に、自身の原点を語る。
大正12年の創刊以来、「文藝春秋」の時流におもねらない柔軟な編集方針は、地域、年代、活躍する分野を超えて多くの人々に支持されています。掲載された記事が世の中に大きなインパクトを与えた例は数多くあ...
作家 | ドナルド・キーン 徳岡孝夫 |
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出版社 | 中央公論新社 |
レーベル | 中公文庫 |
販売開始日 | 2020/11/21 |
徳川時代を代表する詩形は俳諧である。独立した文芸ジャンルに高められた俳諧が、松尾芭蕉という才能を得て、十七文字の中に小宇宙を創造するまで。
大正12年の創刊以来、「文藝春秋」の時流におもねらない柔軟な編集方針は、地域、年代、活躍する分野を超えて多くの人々に支持されています。掲載された記事が世の中に大きなインパクトを与えた例は数多くあ...
作家 | 徳岡孝夫 |
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出版社 | 文藝春秋 |
レーベル | 文春文庫 |
販売開始日 | 2015/07/17 |
七◯年十一月、市ヶ谷の死地に赴く三島から「檄」を託された記者が四半世紀の沈黙を破って描く哀切の名篇。第十回新潮学芸賞受賞
作家 | ドナルド・キーン 角地幸男 |
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出版社 | 中央公論新社 |
レーベル | 中公文庫 |
販売開始日 | 2019/04/26 |
日本文学を世界に紹介してきた著者。ブルックリンの少年時代から、日本国籍取得まで、三島由紀夫ら作家たちとの交遊など、秘話満載で綴った決定版自叙伝。『私と20世紀のクロニクル』を改題。新版に際し、「...
作家 | ドナルド・キーン 角地幸男 |
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出版社 | 文藝春秋 |
レーベル | 文春学藝ライブラリー |
販売開始日 | 2020/02/05 |
作家たちにとって戦争とは何だったのか。 戦中、戦後の5年にわたる日記から作家たちの喜びと悲しみをあざやかに読み解く。 永井荷風、高見順、伊藤整、山田風太郎らは、日本の太平洋戦争突入から敗戦まで...
作家 | 新井潤美 |
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出版社 | 白水社 |
販売開始日 | 2013/11/01 |
文学や映画でおなじみ、イギリスの執事やメイドなどの使用人。これらの職種に対する社会的イメージと実情を、19世紀~現代を中心に、文学や諷刺、各種記録から考察する。
作家 | 新井潤美 |
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出版社 | 講談社 |
レーベル | 講談社学術文庫 |
販売開始日 | 2020/01/10 |
「階級にとりつかれた国」イギリス。〈紳士〉たるべく悪戦苦闘する人々を豊かなエピソードで描いた、ほろ苦くも愛おしい文化論!
作家 | 新井潤美 |
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出版社 | NHK出版 |
レーベル | NHK出版新書 |
販売開始日 | 2016/10/18 |
大英帝国が産業革命をいち早く達成し、近代の扉を開けたヴィクトリア朝(1837~1901)は、ヨーロッパとは大きく異なる英国らしい「島国根性」的な価値観と美意識が形成された時代であった。日本人にも...
作家 | 新井潤美 |
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出版社 | 平凡社 |
レーベル | 平凡社新書 |
販売開始日 | 2013/12/20 |
世界に名だたるイギリス人のシニシズムと皮肉好き。映画、小説、ミュージカル、コメディ、日本人にも馴染み深いもの多々あれど、「へそ曲がり」たちにはへそ曲がり流の親しみ方と愛し方がある!「大衆文化」か...