独特の世界観に貫かれた印象的なジャケット・アートを数多く手がけ、歴史的名盤の数々を風変わりに彩ってきたイギリス屈指のデザイン・チーム、ヒプノシス。

名うてのミュージシャンによって生み出された珠玉の音楽に、奥深いテーマを秘めた珠玉のアートワークを提供し、1枚のレコードを、聴覚と視覚を相互に刺激する1つの芸術的体験へと昇華させてきた彼らの活動は、後続に多大なる影響をもたらした。

そんな彼らの画期的な取り組みを証明する古今東西の傑作たち。展覧会風にじっくりとご鑑賞ください。

ヒプノシス

1968年、ストーム・ソーガソンとオーブリー・パウエルの2人によって設立されたイギリスのデザイン・チーム。ピンク・フロイドやレッド・ツェッペリンをはじめとするブリティッシュ・ハード・ロック/プログレッシヴ・ロックの歴史的名盤に多数のアートワークを提供してきたことで有名だが、その他、ポスターや写真、書籍の装丁なども幅広く手がけている。

ちなみに、彼らの名乗るヒプノシスとは、通常のHypnosis(催眠)ではなく、Hipgnosisと綴られる。これはHip(流行)とGnosis(霊知)を足して作られた造語。

60年代の作品

70年代の作品

80年代の作品

90年代以降の作品

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