泳いでいるとき、由羽来の頭の中には音楽が流れている。交響曲「新世界より」の調べに乗せて、父からの支配から自立する少女を描く。
「わたし」はわたしが決めたい! 「泣いちゃいそうだよ」小林深雪と、講談社児童文学新人賞作家によるアンソロジー! 絵・牧村久実