「君は私を好きだ、そうだろう?」
「いけません、そんなこと......破廉恥です」
「怖いものをなくすために、今からベルのことをたくさん愛してもいい?」
「快感に溺れてしまうがいい。そして従いなさい。身も心もすべて私に捧げるんだ」
「......我慢なんてしねぇでお前のこと奪っちまえばよかった」<br><br>■深海で家族や友人たちに囲まれ自由気ままに暮らしていた人魚のキーラは、荒れ狂う嵐の波で溺れてしまった高貴な雰囲気を...
「俺に溺れろ、雲雀。全部包み守ってやるから、お前は俺から離れるな」<br><br>■月光に晒される絹のようにきめ細やかな素肌、男の掌が這うたびに、無垢な娘が淫靡に身を捩る姿は美しい。.逞しい体躯...
「こんなことを人間に対して思ったのは、初めてだ。君が先生だ。私に恋とは何かを教えてくれ」
「怖がらないで――なにも恐れることなんてないんだ。全部俺に任せて、たくさん感じて」
「強情な娘だ。だが、そういうタイプは意外と好みだ。屈服させてみたくなる」
「人間じゃなくても構わない、本当に愛している男と結ばれたい」
お前を抱いている男が誰か、よく覚えておけ。心と、身体の、全部でな
どうか、私の中に......。私を、もっともっとあなた様のものにしてくださいませ......。
「あなたは罪深い。貞潔堅固といわれた私を、やすやすと欲望の渦に陥れる。......こんなに女の身体を貪りたいと思ったのは初めてだ」
「沙月の中は熱く潤っていて、なんて気持ちいいんだ。お前の中に俺の遺伝子を注ぎ込んでやる......」
「そう、いい子だ。そうやって俺に全部任せて。今、彩の体は俺のものだから」
「――あのときも、そなたは言ってくれた。私に降りかかる厄災は自分が払ってみせる、と。そして、そなたが身代わりになるように死の運命に囚われてしまったのだ」
■月島千紗はファッション誌の編集者。入社六年目の二十六歳。いまだ企画採用ゼロ。父と連れ子の義弟、透と三人暮らしで、ずっと母親代わりの生活。おまけに透は引きこもり気味で、もう何年も会話どころか、顔...
『必ず、お前は俺に惚れるだろう』――そんなはず、ない。あんな傲慢男、好きになんか、絶対ならない■家政婦紹介所に登録する美加は「指名」されて都心の高層マンションの最上階に着いた。そこに住んでいたの...
ある朝起きたら、隣に知らない男の子が寝ていた。はだかで......!?
「もう遅いです。あなたが煽ったんだから責任を取って」セリンの懇願を聞かずにチョン・ユヌが腰を打ちつける......
「僕と兄貴、どっちがキミを満足させられる? 好きな方を選ぶといいよ」
婚約者と訪れたカウアイ島で、出逢ってしまった“運命の人”......
「姫、おまえを我が花嫁にする。俺とともに、来い!」――
そうだ、自分で動いてごらん。腰を使って私の指に擦り付けて......