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★ プロフィール ★

一志[isshi] Vocal

一志12月7日、信州にて誕生。
噂では先祖に『鬼』を持つとか。幼少の頃から、昔話や仏像など、日本古来の物に興味を示していたようで、現在は彼の描く独特な物語調で展開する詩世界にも、それは大きく影響している。また、かなりの愛読家で、特に妖怪、怪奇系を好み、Kagrra,の世界観からも、その断片が随所に見られる。現在、音楽雑誌の連載として、エッセイを書き始めるなど、執筆活動の幅も拡げている。


楓弥[akiya] Guitar

楓弥8月25日、茨城県にて誕生。
多種多様のアイディアの持ち主。一番流行に敏感な人物で、音楽に留まらず、幅広い視野を持ち、常に新しいものを吸収し、取り入れている。音楽に於いても、かなり多ジャンルの音楽を好んで聴く彼の感性は、Kagrra,の楽曲にも大きく反映され、ROCKからPOPSまで幅広い楽曲を生み出している。


真[shin] Guitar

真 9月11日、埼玉県にて誕生。
Kagrra,の楽曲製作の中心的人物である。物静かな独特の雰囲気を放つ彼だが、音楽関係機器に関しては、かなりの博学で、Kagrra,の作曲活動に於いて彼の技術、知識は欠かせないものとなっている。さらに一つの物をとことん追求する性格らしく、かなりの探求力の持ち主である。


女雅[nao] Bass

女雅 2月2日、北海道にて誕生。
天性の明るさで、Kagrra,のムードメーカー的存在。無邪気な笑顔と嫌味のない言い回しは周囲を和ます。ラジオDJやイベントの司会などは、彼特有の話術が最も発揮される舞台でもある。自然体で幅広くこなす彼だが、音楽活動、メディア活動など様々な分野に於いて、「何事にも一生懸命」をもっとうに、日々向上心を忘れない努力家である。


白水[izumi] Drums

白水 2月11日、北海道にて誕生。
Kagrra,のリーダーを担う。穏やかな雰囲気とやわらかい許容力の中に、しっかりとした芯を持つ彼は、まさにKagrra,の大黒柱敵存在といっても過言ではない。常に冷静に周りを見る判断力と情熱的な行動力がKagrra,を支えている。さらに、映像クリエイターとしての別の顔も持ち、音楽に留まらず、映像など「自分の表現の場」を常に追及している。

★ インタビュー ★
――まず最初にそれぞれ自己紹介をお願いします。

一志:ボーカルの一志です。
楓弥:ギターの楓弥です。
女雅:ベースの女雅です。
真:ギターの真です。
白水:ドラムの白水です。

――ではお互い自分以外のメンバーの印象を一言で表して頂けますか?

一志:えっとあっきーは好奇心旺盛な人かな、真は機械です、ハイ。

――(笑)

一志:なおらんはもうそろそろKagrra,じゃなくなるんじゃないかなっていう(笑)、そういう面もあって。(白水さんを指して)えーと、リーダーです。(笑)

(一同笑)

白水:さすがだね、なるほどね。(笑)
楓弥:一志は高校野球って感じですかね。

――(笑)そうなんですか?

楓弥:熱血なんです。で、なおらんはサッカーって感じ(笑)。

(一同笑)

楓弥:サッカー好きですね。で、真さんはバスケ好きです。で、リーダーはマンガ好きですね。
女雅:そうですね、一志はですね、すごい俺、俺みたいな。サギですか?
一志:ハッ!?(笑)

(一同笑)

女雅:なんて言うんだろ、俺について来いみたいな感じの人間なのかな?

――頼りになる感じなんですか?

女雅:頼りにはあんまりならないですね。

(一同笑)

女雅:みんなを引っ張ってく力はすごいあるんですね。

――なるほど。

女雅:あっきーはすごい好奇心旺盛な男で尚且つ新しい事をすごくやってくれる人間です、楽曲に対しても。僕、機械オンチなんで、真はパソコンの事なり、楽器の事なりすごいアドバイスをくれる人間です。Kagrra,の中の楽曲を作るに当たって中心の人間ですね。白水はトータル面で・・・、一言でまとめるとすごい男なんですよ。

(一同笑)

女雅:何にでも頼りになる男、Kagrra,の全部の部分をしっかり把握してて頼りになる男ですね。
真:一志は変わった人ですね、趣味とかが。
一志:そこそこ俺、普通じゃない?常識人だし。

(一同笑)

真:いやいやいや、漢字オタクなんですよ。

――あぁー。

一志:いや、オタクって言わないでよ。

(一同笑)

真:漢字マニア。
一志:マニアの方が良いよ。
真:漢字博士なんですよ。あと集めるものがちょっと普通じゃないんです、面白いんですよね。

――ちょっと一味違う感じ。

真:一味違う感じですね。

――ちょっと想像が付かないですね。

真:まぁ、普通だとアクセサリーを集めたりとか、いろんな人がいると思うんですけど、仏像のフィギュアが好きとか。
一志:(笑)

真:根っから和風が好きな人。あっきーは新しいものをすごいいろいろ引っ張ってくる、アイデアが豊富というか、面白いですよね。女雅ちゃんは結構、雰囲気が良いと言うか、馴染みやすいと言うか、何て言ったら良いかわからないんですけど、感じが良い(笑)。ステージ上でもそうだと思うんですけど、良い雰囲気の持ち主。白水さんは何かと任せておける、まぁ、とりあえず任せておけば良いかなみたいな、頼りになりますね、すごく。そういう感じかな

白水:一志はとにかく何でもストレートで、熱い人が好き系、あっきーはみんながいろいろ言っていましたけど、ほんとアイデアが斬新、助けられるなみたいな。女雅さんはKagrra,のリーサル・ウェポンみたいな。

――そうなんですか?(笑)

白水:はい、人にはないものをいろいろ持ってる。真さんはそうですね、やっぱり音に関することとか、あと年齢よりもちょっと精神年齢が上みたいな感じですね。

――なるほど、お伺いするとそれぞれバランスが取れてるんですね。みなさん個性的ですが、突出してるところがそれぞれ違っていてKagrra,が成っているっていう感じがしますね。

白水:そうですね。

――Kagrra,のみなさんは今年で結成5周年を迎えたんですよね、振り返るとみなさんにとってKagrra,としての活動はどんな5年間でしたか?

一志:あっという間でしたけど、ある種、学校みたいな感じで人間的にも、もちろんプレイ面でも成長を遂げた5年かなっていう、また手に取るようにわかる5年っていうか。

――振り返ると短かったですか?

一志:サラッと考えると短かいですけど、実年齢を考えると長かったですね。

(一同笑)

一志:5年、年取っちゃったみたいな。(笑)

――それは仕方ないことですね(笑)。それでは今回のニューアルバム「燦〜san〜」はどのような作品に仕上がりましたか?

一志:Kagrra,として一つ殻を破った感じですかね、今までは和の中にいたんですけど、今回は外に出て違うものも吸収しながら、Kagrra,が「和」じゃなくて、「和」はKagrra,になったアルバムかなと思いますね。

――今回のアルバムのタイトルの由来というのはどんなところから。

一志:燦々の「燦(さん)」なんですけど、光り輝く様という意味合いで、夏に出るものだし、そいう意味で全曲、光に通ずる話というか感じですね。

――今回のアルバムは外に向かってる感じはしますよね。

一志:そうですね。ただ単純に「和」っていうんじゃなくて、いろんなものを取り入れつつ、たぶん今まで僕らのファンの子は「あぁ、Kagrra,だ」って普通に「和」なサウンドだねって受け入れてくれると思うんですけど、新しくここから聴く人っていうのはまた違った聴き方も出来る、そういう作風だと思うんですよね。

――今のお客さんとかファンの方以外にも外に向かっているということですよね。

一志:そうですね。

――今回のアルバムを製作するに当たってサウンドや楽曲、また詞の面で心掛けた点というのはありますか?

一志:そうですね、詞はほんと幅広くやろうと思って、大分、冒険的なものもありますね。

――か、漢字がいつもむずかしくて・・・。(笑)

一志:ハハハ。はい、そういうのもありつつ、でもすごいストレートなのもあったりとかして、今までの自分にはない感じですね。

――みなさんはいかがですか?楽曲とか。

楓弥:そうですね、1枚目っていうのはコンセプト的なものがあって、それに向かって作った感じなんですけど、前は内に向かうとしたら今回は逆だったんですね。個人的には幅広くやれた感じ。「和」っていうよりは「日本」って感じ。

――なるほど。

楓弥:なので、ものを作ることにおいて、何も縛られてないというか、すごい気持ち良く生めましたね、はい。(笑)

――(笑)、女雅さんはいかがですか?

女雅:今回のアルバムはそうですね、好きなことを出来たなぁというのと、Kagrra,って常に新しいものをやってくっていうバンドなんですよ。なんでまた新しい顔が出来たなぁっていう、年齢関係なく聴けるアルバムになったと思うんですよね。

――真さんはいかがですか?

真:気分的にはみんなが言ってくれた感じなんですけど、メジャーになってからいろんな他のプロデューサーさん達と仕事をする機会も得たりして、最近はずっとセルフで全部やっていて、ここからもっと行けそうだなっていう、その新たな足がかりみたいなのが得られたアルバムですね。まだここからもっと広げられるなーとかも、自分達的に見えたアルバムじゃないかなと。
白水:今までKagrra,ってタイトル出してツアーっていうのがあったんですけど、今回はトータル的に好きな曲というか、カッコイイっていうのがたくさんあるんで、それをはやくみんなに聴いてもらいたいっていうそれだけですね。

――それでは今回のアルバムの収録曲の中で個人的に特にお勧めという曲を1曲ずつ教えて下さい。

一志:「廻(めぐる)」っていう曲で琴の音が入ってるんですけど、真がほんとに弾いてるんですよ。

――サンプリングではなく・・・。

真:はい、弾きました。

――練習したんですか?

真:ちょっと前からお師匠様のところに習いに行っていて。まぁ、それ用に作ったんですけどね。(笑)

――そうなんですか。

真:それを生で弾かせて頂いて録音して頂いたんですけど。(笑)

――若者で琴を弾いている人は初めて会いましたね。

真:いや、でも、あー、そうかもしれないですね。とても原始的な楽器なんですけど、すごく良い音のする楽器なんで、みなさん是非どうぞみたいな感じですね。(笑)

――(笑)

楓弥:そうですね、今回に関してはギターソロを自分好みにやりたいなっていうのがあって、全部そうなんですけど。あとは1曲目で初めてレコーディングで12弦を使ったんで、使える楽器がいろいろ増えて来てうれしいなというところで。まぁ、普通に聴いて12弦ってわかんないと思うんですけど、まぁ、そうなんだよってとこかな(笑)。

(一同笑)

楓弥:聴き比べてわかる人はわかって下さい。

――ライブの時は12弦ギターを使うんですか。

楓弥:はい、使います。

――それは楽しみですね。

女雅:全体的に聴けば聴く程しっくり来るなっていう。俺の中ではほとんど素晴らしいんで、はい。
真:「廻(めぐる)」って言おうと思ってたんですけど、言われてしまったんで(笑)。「ぼうふら」って曲があるんですけど、歌詞とかサウンドと声のバランスっていうんですかね、それが面白いかなって思うんですけど、Kagrra,っぽいなって思ってたりするんで、聴く人はどう聴くかわからないですけど、こんなのもありますよ的な感じですかね(笑)。

――じゃあ、「ぼうふら」で(笑)。それでは白水さん。

白水:はい。僕はですね、3曲目の「いびつ」という曲で、ドラムが左と右で違うんですよ。それを聴くには、どっちかをふさぐか消すかして聴くとたぶんわかると思うんですけど、ちょっと面白いよみたいな。

――それはかなり聴きどころですね。

白水:そういうとことか、わかってくれるとうれしいな。

――今回のレコーディング中で思い出深いエピソードがあったら教えて頂けますか?

一志:そうですね、歌録り開始した時に喘息みたいになっちゃって、これはヤバイなーと思って、そのクールは一応、録ったんですけど。レコーディングを何回かに分けてやったんですね、なんかそのクールが終わった途端に治ってですね。今回、「皐月(さつき)」って曲があるんですけど、たぶん今まで一番歌ったんじゃないかなぐらいに歌いましたね。自分の好きな声のトーンを探しながら、そういうところでも一番緻密にやったんじゃないかなと。それぐらいですかね・・・。店屋物はなぜ全部濃いのかとか。

(一同笑)

一志:あと、自分のオフィシャルHPで「一志の独言(ひとりごと)」っていうコーナーがあるんですけど、そこに毎日書きましたね。

――見ましたよ、毎日書いてましたよね。

一志:はい、終了です!(笑)

(一同笑)

――続けないんですか?(笑)

一志:いや、また(笑)、たまに・・・書いたりとか・・・。

――偉いなーと思って見てたんですけどね。(笑)

一志:毎日、書いてましたねー。

――すごいいっぱい書いてましたよね。

一志:はい、最後の方はネタがなくてどうしようかなと思ったんですけど、やり遂げた感はありましたね!

――拍手!という感じですね。

一志:ありがとうございます。
女雅:すっごい俺事なんですけど、1曲目の「斑雲(むらくも)」っていう曲で、楓弥と真と白水の3人でブースに入ってやってたんですよ。その時にすっごい俺一人寂しくなって。

(一同笑)

女雅:すげー蚊帳の外みたいな感じで、なんか良いなーって寂しくなったんですけど、どうして良いかわかんなくなって(笑)、ずっと一人でプロレス見てましたね。

(一同笑)

白水:エピソード。(笑)

――それは寂しさを紛らわせるためのプロレス・・・。

女雅:たぶん、そうですね。俺、ずっとプロレス見てたよね。
楓弥:録ってる時の方がいろいろあるんですけど、それ以外だと・・・ダンスとかやってましたね。
一志:やってたね。

――踊りを。

楓弥:踊りを。鏡があって、その前で3人でダンスやってましたね。

――あー、それちょっとDVDとかで見たい感じですね。

楓弥:あははは、撮ってないと思うんですけど。
女雅:すごいっすよ、俺ら3人。
楓弥:メチャメチャ上手いっすよ。メチャメチャ、ブレイクダンス。(笑)
女雅:インターネットで調べて、ブレイクダンスの仕方こうなんだとか。
楓弥:休憩時間に。

――それでもライブで生かせる感じではないですよね。

楓弥:いやーでも、腰の動きとか。(笑)

――あー、じゃあ、そこはチェックのとこですね。(笑)

楓弥:はい。(笑)

――真さんはいかがですか?

真:すごいすること多かったなぁっていう。

――お仕事。

真:お仕事が多かったですね。何してたかなぁ、ずーっとパソコンの前に座って。わりかし最近はものを作る時に寝ないで作業するとかっていうのを絶対避けようと思って、それをなるべく避けてたんですけど、久しぶりにそんな暇がないくらい起きてましたね。スタジオが地下だったんですけど、電波も届かないところで、何日も籠りっきりになってやってましたね。

――太陽見てないみたいな。

真:ほんとに太陽どころか外の空気も吸わないし。

――それは最高記録は何日ですか?

真:何日だったんだろ、たぶんそれやってたのが5日か6日間か。

――それすごいですね。

真:そう、なんかもう昼も夜もわかんないような感じだったんで、基本的にそういうやり方は好きじゃなかったんですけど、せざるを得ず(笑)、結構、立て籠もってやってましたね。

――ちょっと修行というか荒行入ってますね。

真:まぁ、でも荒行なのかな。それによって何かを得たわけじゃないんですけどね。

――いやーでもアルバムが。

真:そうなんですけど(笑)、すごく起きてる時間の長いレコーディングだったなぁって感じ。

――なんか涙なくして聴けないエピソードですね。

真:そんなことないんですけどね(笑)。エンジニアさんみたいなこともやってたし、アシスタントさんみたいなこともやってたんで、結構、忙しかったですね。

――なるほど。白水さんはいかがですか?

白水:今回、新しいシンバルを買ったんですよ、何曲目だったかな、たぶん4曲、5曲目くらいにちょっと力入りすぎて、パァーン!って叩いたらヒューンって落ちたんですよ。買ったばっかりのシンバル。

――買ったばっかりなのに・・・。

白水:グワーンって言ってフッて見たらメキッってこうなってて。

――アラッ!

白水:ハァーン(泣)って、ハイ。(笑)

――悲しい、悲しいエピソードですね。

白水:悲しい・・・はい。

――それでは8月3日にライブDVDがリリースされますよね。こちらの方はどんな内容になっているか、ちょっとだけ教えて頂けますか?

一志:すごいボリュームがあって、僕達は今までプライベートな感じのこととかって、あんまりみんなに見せてなかったんですけど、そういうのもありつつ。今までってプライベートとKagrra,って二訳だったんですけど、その間くらいも見えるかな(笑)みたいな、はい。

――じゃあ、ファンの方には要チェックな感じですね。それではちょっとだけプライベート的なことをお伺いしようかと思うんですけど、今、1番ほしいと思うものを1つだけ教えて下さい。

一志:フレディー・マーキューリーの魂(笑)。憑依してくれ俺にって感じですね。(笑)

(一同笑)

全員:うーん、何だろうなぁ・・・。

――シンバルは良いんですか?

白水:シンバルはまだ叩けるんですよ。
一志:あっ、ポメラニアン!

――ポメラニアン。(笑)

(一同笑)

――確か犬を飼ってらっしゃいましたよね?

一志:はい、3匹ぐらい飼ってるんですけど。

――プラスワンみたいな感じで。

一志:はい。

――4匹はお世話大変みたいな・・・。

一志:やっぱ、いらねっす。(笑)

(一同笑)

一志:あっ、モニタースピーカー。

(一同笑)

白水:自分で買えよ。(笑)
楓弥:あ、俺も。

――2人はそれで良いんですか?(笑)

一志:あ、僕、大丈夫です、それで。(笑)
楓弥:でかいテレビ、サッカーとかやるじゃないですか、やっぱでかいテレビで見た方が。

――じゃあ、でかいテレビ。

楓弥:頑張って買います。(笑)

――女雅さんいかがですか?

女雅:うーん、欲しい物・・・バイ・・・。
一志:バイ?
女雅:バイ、バイク。

――バイク。

女雅:あの、原付バイク・・・。

――希望。

女雅:希望、あっ、ほしいですね。

――じゃあ、原付バイク。

女雅:自転車バイク。

――自転車バイク。

全員:く、詳しくなって来た。(笑)

――自転車バイクということで。それでは真さんはいかがですか?

真:僕は今、パワーブックがほしいです。

――みんな家電系が多いですね。

真:出先では絶対パソコンとか使いたくないなと思ってたんですけど、最近はそうも言ってられないなーとか思って。そろそろかなって感じです。(笑)

――じゃあ、パワーブック。

白水:うーん、何ほしいかな俺。あ、もう一台ドラムがほしいですね。

――あぁー。

白水:今回、違うドラムのキットを使ってるんで、こういうキットも良いなって思って。違うメーカーのやつがほしいなって。

――ギターとかと違ってなかなかドラムっていっぱい集められない楽器ではありますよね。とりあえずはもうワンセットドラムということですね。

白水:はい。

――それではメンバーの方それぞれお薦めのアルバムを1枚紹介して頂けますか?

一志:「安全地帯II」ですかね。

――意外なところから。

一志:マジっすか?「安全地帯II」はすごく良いですね。若い頃の玉置さんの声がすごく良いですね。あとはクィーンなんかも良いですね。

――はい。

楓弥:最近、平沢進さんっていう人の「賢者のプロペラ」っていうアルバムが良かったです。アジアのテクノみたいな。
一志:「千年女優」の人でしょ?

楓弥:そうそうそう、P-MODELっていうバンドだったりして。よく映画のサントラとかいろんなのをやってるみたいなんですけどね。
女雅:僕はコブクロさんの新しいアルバムで「MUSIC MAN SHIP」っていうアルバムですかね。
真:うーん、山弦かなぁ。山弦の一番新しいやつ「Island made」とか良いですね。

――みんな上手い人ばかりですね。

真:ちょっと上手すぎますね(笑)。あぁ、なりたいです。

――努力あるのみ!

真:そうですね。(笑)
白水:GARGOYLEの。
一志:おぉぉぉ、熱い。
白水:「異人伝」という4枚入ってるアルバムなんですが、熱いものを感じますね。

――はい。それでは8月からホールでのワンマンツアーが予定されていますが、ツアーの意気込みを聞かせて頂けますか?

一志:今回、ホールなんですけど、そういう場所もそうだし、新しいアルバムも出て、お披露目ライブになると思うんですよ。そこで「燦〜san〜」っていうアルバムを、しかもホールでみんなと分かち合えればうれしいなと思います。なので期待して待っていて下さい。

楓弥:そうですね、アルバムの曲をたぶんやると思うんですけど、ファンの方々もたぶん聴いて来てくれると思うんで、それぞれいろんな人がいろんな曲を好きだと思うんですけど、その人達みんなが満足出来るようにアルバムの曲達を演奏出来れば良いなと思って練習します。

女雅:初のホールツアーなんで、どうなるかはちょっとわかんないですけど、勢いのあるライブパフォーマンスと、どれだけたくさんの人を熱くさせられるかっていう、そういう楽しみもあるんで気合入れて頑張ります。

真:アルバム引っ下げてってことなんで、当然、アルバムの曲を新たにセットリストに加えて行く形になるので、最近から来始めた人も前から来てる人も、また違った感じでライブ見れるんじゃないかなと思うんで、僕らも試行錯誤でセットリストとか考えてやるんですけど、ライブ本番になったらやっぱりそこにいる人全体でその曲をどうするかって感じになるかと思うんで、みんなで楽しく出来たら良いなと思います。

白水:トータル的に楽しいライブが良いなーみたいな、なので終わった後に良かったねって言えるライブだったら良いかなみたいな感じですかね。

――楽しみですね。

白水:はい。

――それでは最後にファンのみなさんに向けてメッセージをお願いします。

一志:長い深邃期間を経てですね、えらいこと潜伏してたんですけど、遂にみんなの前に姿を現すんで、髪型もみんな変わって来て、そういう軽いとこから楽曲の深いとこまで、みんなに惜しみなく見せようと思うんで、もうちょっとだから待っててね、という感じで。
楓弥:アルバムをひたすら聴いて、ま、聴くと思うんですけど。(笑)

――(笑)

(一同笑)

楓弥:何でも良いから聴いてくれと、電車内でも。たぶん聴くと思うんですけど。もうしこたま聴いてライブも来たら楽しいんじゃないかなと思って。借りずに買って。いつも言ってるんですけど、やっぱ音良いですもんね、CDの方が。

――そうですね。

楓弥:当たり前なんですけど。

――持ってる喜びっていうのもありますもんね。

楓弥:ありますからね。今回パッケージも豪華なんで。

――(笑)

女雅:アルバム「燦〜san〜」とDVDも発売するので、その辺楽しみにしてて下さい。そしてKagrra,もあっと言う間に5周年経ったんですけど、これからも勢いのあるKagrra,を見せて行くんで、そこんとこも注目してて下さい。

真:長いこと、地下活動をしていたんでなかなかファンの人の目の前に出ることがなかったんですけど、ここからまたツアーないし会うことがあると思うんで、応援の程よろしくって感じです。

白水:新しくKagrra,を知った人、ちょっと興味を持ってるよみたいな人一回ライブかアルバムを聴いて下さい。

――ありがとうございました。



(Interview:Takahashi)
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