数あるビジュアルバンドの中でも「和」のテイストを基調にした際立つ個性で独自の世界観を築き上げているKagrra,。
そんな彼ら、Kagrra,のメジャー2ndアルバム「燦〜san〜」が7月20日にリリースされた。
メジャーデビューアルバムとなる前作「京（みやこ）」以来、約1年4ヶ月振りのアルバムリリースとなるが、読んで字の如く、まさに降り注ぐ光のような艶やかさをまとったアルバムとなった。

前作よりも格段に成長した各自の演奏力と音の表現力は、サウンドをより一層、切れ味と凄みの増したものにし、ヴォーカルの一志の手による詩世界もKagrra,の魅力を損なわないまま、新しい一面を感じさせる作風に仕上がっている。
そして今作では3作連続でチャートインしたヒットシングル「憶 (おもう) 」、「幻影の貌（かたち）」、「沙羅双樹の子護唄」も収録されている点からも、このアルバム「燦〜san〜」が、より外に向かって放つ輝きを内包した作品となっていることが伺えるのではないだろうか。

8月3日には4月3日を皮切りに行われたツアーのファイナル「SHIBUYA-AX」の模様を収録したライブDVD「沙羅〜懐かしの楽園〜2005年4月14日(木)SHIBUYA-AX」のリリースの他、8月15日からは初のホール・ワンマンツアー「雲燦霧消〜unsanmusyo〜」も予定されており、ファンには何とも待ち遠しい夏になりそうだ。

光さざめくこの夏、「燦〜san〜」が奏でる艶やかなサウンドと共に、あなたもその妖しく美しいKagrra,の世界に誘（いざな）われてみてはいかがだろうか。