2008/6/4リリース！「マクロスF O.S.T.: 娘フロ。」

「むすめフロ。」ではない（ましてや娘風呂でもない）。「ニャンフロ」――「娘々（にゃんにゃん）フロンティア」の略だ（正直間違って読んでいたのは内緒☆）。
「マクロスF」の「オリジナル・サウンド・トラック（O.S.T.）」だが、仕様がなかなか凝っている。

特に聴き応えのある「シェリル・ノーム」の「Sheryl On Stage」と銘打たれた3曲、
　2曲目「Welcome To My FanClub's Night!」
　3曲目「What 'bout my star?」
　4曲目「射手座☆午後九時Don't be late」
の流れ。
2058年ギャラクシーでのライブ音源（楽曲解説より）だけあって、聞いているとライブ感覚に飲み込まれていく感覚が心地よい。ちなみに4曲目の「射手座☆午後九時Don't be late」だけは、2059年フロンティア天空門ホールでのライブ音源。

正直、こっちのライブ音源の方が好みだ。もちろん、シングルリリースしてる「射手座☆午後九時Don't be late」もステキですけどね。純粋な歌として楽しむならシングルがいいのだが、ライブ音源の方だとCDの向こうからの興奮がこちらに伝わってきて、いっしょに「もってーけーっ」とかつい叫びたくナリマス（笑）。

O.S.T.の割に、トラックの半分近くが歌。劇中で出てきたランカ・リーの「ニンジーン Loves you yeah!」や 「超時空飯店 娘々」店のCMソングまで網羅。もちろん、OP、EDも収録という太っ腹。
そして、ランカ・リーがアイランドスリー内のショッピングモール「フォルモ」で歌った「What 'bout my star?」のランカ・リー・Ver.も収録。残念ながら（？）オリジナル音源ではなく、シェリル・ノームの手が加わったVer.だそうです（笑）。

歌と切っても切れないマクロスシリーズだが、今回の「マクロスF」もご多分に漏れず、楽曲のクオリティの高さは歴代マクロスに比べて遜色ない。それどころか1、2位を争うと言っても過言ではないだろう。
13曲目、SMSのみなさんが歌う「SMS小隊の歌〜あの娘はエイリアン」を含めて（笑）。

また、ブックレットに載っている楽曲解説が楽しい。それにしても解説のエルモ・クリダニク（フロンティアの芸能プロダクション、ベクタープロモーション主宰）は、ランカ・リーを贔屓しすぎです（笑）。

音楽は、もはや説明の必要もないであろう「菅野よう子」。この人は本当に凄いなぁ、と感心させられるO.S.T.です。

MBS・TBS系TVアニメーション「マクロスF(フロンティア)」O.S.T.: 娘フロ。 アニメサントラ (音楽: 菅野よう子)
フロンティア船団内でいま一番熱い曲だけを集めた究極のフロンティア・コンピレーションアルバム!! 話題の歌姫、シェリル・ノーム starring May'n の歌、劇中のCMソング、などなどウタモノ満載..... アルバム CD | 2008/06/04 | 3190円(税込) メーカー在庫あり:1-3日

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