キネマ・イン・ザ・ホール/片霧烈火＠弘田佳孝

TVアニメ「ひぐらしのなく頃に」、PS2ゲーム「アトリエシリーズ」等のヴォーカルなどを手がけ、カリスマ的な人気を誇る歌姫・片霧烈火。

そして、PS2ゲーム「シャドウハーツ」シリーズなど数多くの独創的なサウンドトラックを手がける作曲家・弘田佳孝。

異能なアーティスト同士が出会い、結実した、妖しく美しい幻想のコラボレーション・アルバム「キネマ・イン・ザ・ホール」がお目見えだ。片霧烈火の幻想的にしてダークな物語を、エレクトロニカ、民族音楽、オーケストラ、プログレッシブ・ロックなどの多彩な音を使い弘田佳孝の世界が描かれる。
ヴォーカルの片霧烈火のミステリアスで透明な声と、ダークな物語の効果は絶大。

「絶望まっしぐらなどん底アルバム」と当人が自身のブログでも語るくらいだから、今から楽しみだ。
フル・アルバム「空の軋みと歪める世界への無き、声」で描かれた「世界」の魅力に参った筆者には、この「絶望まっしぐらなどん底アルバム」に釘付けなのデス。
明るいかと思うと、その根底には崩壊が潜み、時に厳粛にとバラエティに富んだ声色で世界を「語る」。力と透明感のある声がとても魅力的で、世界にぐいぐい引き込んでいく。ダークだけどな（ﾌﾋﾋﾋ
そんな片霧烈火の本領発揮されたダークで狂気なストーリーが描かれるとあれば、期待せずにはいられないではないか！（ｵﾁﾂｹ

・・・時代は現代。主人公の男性がふと迷い込んでしまった都会の路地裏で見つけたのは、小さな扉。好奇心を起こして潜り抜けたその先にあったのは、謎の少女が管理する謎の映画館、「キネマ・イン・ザ・ホール」だった。そこで主人公は、少女からいくつかのショート・ムービーを見せられることとなる。「穴」にまつわるそれらの話はどれも、ヒトの持つ狂気と、その哀れな末路を描いたものだった――。

TEAM Entertainmentの特設サイトで試聴が始まっており、その片鱗がかいま見える。 いっそショートカットして25日に行きたい気分デス。

キネマ・イン・ザ・ホール 片霧烈火＠弘田佳孝
TVアニメ「ひぐらしのなく頃に」、PS2ゲーム「アトリエ シリーズ」等のボーカルや、声優、アートデザインなど、多彩な活動を展開し、カリスマ的な人気を誇る歌姫・片霧烈火と、PS2ゲーム「シャドウ ハーツ..... アルバム CD | 2007/04/25 | 3300円(税込) メーカー在庫あり:1-3日